●ジャンシス・ロビンソン氏によるワインセミナー(平成22年度)

『KOJ Annual Trade Tasting 2011』内のイベントとして、世界的トップクラスのワインジャーナリストとしてファイナンシャルタイムズ紙にワインコラムを寄稿するジャンシス・ロンビソン氏による「甲州マスタークラス」を開講致しました。50名のワイン業界関係者が参加する中セミナーでは、2009年と2010年のヴィンテージ違い、発泡タイプや新種タイプやシュールリーや樽発酵などの醸造方法違い、棚栽培や垣根栽培の葡萄栽培違いの計9種類の甲州をワイン生産国としての日本、山梨というワイン産地、甲州という日本の固有品種の説明と共にワインの試飲を行いました。参加者の多くはまだワイン産地としての無名に近い産地の品種に高い関心を寄せ、今後の可能性を感じさせるセミナーとなりました。

  • ジャンシス氏のワインセミナー写真
  • ジャンシス氏のワインセミナー写真ジャンシス・ロビンソン氏(中央左)

●ジャンシス氏とリーン氏によるワインセミナー(平成23年度)

今回のイベントはEUのワイン業界関係者に少しでも「甲州」を理解してもらいたいことから、マスター・オブ・ワインであり世界的なワインジャーナリストとして活躍しているジャンシス・ロビンソン氏とKOJエグゼクティブプロデューサーのリーン・シェリフ氏による甲州ワインに関するコラボレーションセミナーとしてを開催致しました。セミナー対象はワイン業界関係者を対象に行い、山梨県と言うワイン産地や甲州種という葡萄品種に関しての説明や、各委員の自社ワインを試飲しながら年号や醸造方法、葡萄栽培の違いについての説明などを行いました。

  • ジャンシス氏とリーン氏とのセミナー写真リーン・シェリフ氏
  • ジャンシス氏とリーン氏とのセミナー写真ジャンシス・ロビンソン氏

●リーン・シェリフ氏によるテイスティングセミナー(平成23年度)

英国在住の親日家などで構成された団体『ジャパンソサエティ』のメンバー内のワイン愛好家を対象に8種類の甲州ワインを選んでのテイスティングセミナーとして開催致しました。

●甲州&フードペアリングセミナー(平成24年度)

このセミナーは甲州ワインが日本料理との相性はもちろん、西洋料理にも合わせることができるグローバルなワインだということをアピールする為のイベントとして開催致しました。(イベントでは12種類のワインを3つのグループに分け、1つのグループに付き2皿の料理と合わせて、料理はウエストベリーホテルの料理長が考案し、スモーキーで軽めなもの、クリーミーなもの、スパイスや蜂蜜による甘みが効いているものなどタイプの異なるものごとに分けて参加者に提供されました。)(リーン・シェリフ氏はコーディネーターとして参加。)参加者のほとんどはイギリス人などの西洋人でしたが、パネラー同士の意見が活発に交わされたりコメントも多くあったりと「甲州」の今後の可能性を示す事ができたイベントとなりました。

  • 甲州&フードペアリングセミナー写真リーン・シェリフ氏
  • 甲州&フードペアリングセミナー写真
  • 甲州&フードペアリングセミナー写真

●WSET甲州セミナー(平成24年度)

本セミナーはKOJが過去に行ってきたジャーナリストやソムリエなどに向けてのプロモーションのスタイルはの継続しつつ、さらにより広い範囲の方に甲州を認知してもらう為にWSET本部でのセミナーを企画致しました。『WSET』とはワインとスピリッツに関する質の高い教育訓練を提供する場として創設された教育機関で、そのシステムは世界中に広がっています。そんな『WSET』で行われたセミナーは、最初にリーン・シェリフ氏による甲州セミナーを行い、その後担当者がワインやワイナリーの説明をしながらのワインテイスティングという流れで行いました。

  • WSET甲州セミナー写真
  • WSET甲州セミナー写真リーン・シェリフ女史(左)と三澤彩奈さん